はじめに
この記事の概要
初心者の方にもわかりやすようにaタグで作成したボタンを用いて解説します!
対象となる方
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CSSを勉強中の方
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Web制作でコーディングをしている方
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要素をその親要素いっぱいに表示する方法を知りたい方
結論
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aタグに display:block を指定する方法
-
positionプロパティを使用する方法
要素をその親要素いっぱいににする系は、初学者の方は必ずと言っていいほどぶち当たる壁ですが、とても簡単なのでぜひ覚えていってください!
それでは順番に解説していきます!
コーディング
aタグの親要素としてpタグを設けました。
親要素のpタグにaタグの大きさを合わせていきたいと思います。
まず、特に何も指定していないとこうなリます。
pタグとaタグそれぞれに色をつけたのでわかるかと思いますが、aタグは親要素であるpタグの目いっぱいの大きさはありません。これはaタグのdisplayプロパティがデフォルトでinlineであるからです。
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aタグにdisplay:blockを指定する方法
子要素であるaタグに対して、display: block を指定することで、子要素の縦幅、横幅を指定することができるようになります。
前述した通り、aタグのdisplayプロパティはデフォルトだとinline(インライン要素)です。
インライン要素は横幅や縦幅の指定ができないため、親要素いっぱいに広がりませんでした。
aタグにdisplay: block を指定すると、インライン要素からブロック要素へと変わります。
ブロック要素になれば、横幅や縦幅の指定ができるようになります。
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これで子要素が親要素いっぱいに広がりました。
今回はボタンのため、文字が中央にあったほうがいいのでスタイルを調整します。
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positionプロパティを使用する方法
display: blockを指定する方法の他にpositionプロパティを使用する方法があります。
親要素であるpタグに対して、「position: relative;」を指定し、
子要素であるaタグに対して、「position: absolute;」を指定することで、子要素を親要素を基準に配置することができます。
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要素が親要素いっぱいに広がりましたね。
文字が中央にあったほうがいいので、スタイルを調整します。
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終わりに
- aタグに display:block を指定する方法
- positionプロパティを使用する方法
CSSの基礎固め学習にはこちらの書籍がおすすめです。
是非ご覧になってCSSの知識を深めていきましょう。